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観音寺で仏教体験

修行というと「辛く苦しく大変」なイメージがつきまといますが、そうした修行は苦行といって、あくまで修行の一側面であり、全てがそうではありません。精神修養のため、仏教体験のためと、初心の方でも行える修行は多くございます。派祖・聖宝理源大師の教え「実修実証」(入りて学び出でて行うこと)を実践していただけますよう、お寺の修行や修験道・山伏の世界に興味のある方が仏教に触れることが出来ますように、観音寺ではいろいろな修行体験を行っております
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ご縁日・月例法要

観音寺では定めた日に月例法要・ご縁日法要を行っております。ご縁日とは仏さまと強くご縁を結ぶことのできるとされる吉祥日です。一般の方も法要に参座して僧侶と一緒に読経ができます。仏さまへの祈りの世界を体験してください

薬師如来ご縁日法要

薬師堂は梁・桁行三間の小さなお堂で、青梅市有形文化財です。 本尊の薬師如来立像はカヤ材一木造りで平安後期の作と推定され、観音寺最古の仏像です
 
法要は毎月8日の午前9時からです。小さなお堂のため、参列人数に限りがあります(コロナ禍中は堂外で法要執行)
般若心経と、薬師如来のご真言をお唱えします(お経本の貸出ができます)
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本尊千手観音ご縁日法要(観音経読経会)

本堂・圓通閣は鎌倉時代建立の旧国宝、国指定重要文化財です
室町・戦国時代とに改修・改築が行われ、現代でも現役の建築物として祈願・護摩修行を行います。内陣には秘仏・本尊千手千眼観自在菩薩立像を納めた厨子に、眷属・二十八部衆立像が所狭しと立ち並びます。いずれも国指定重要文化財です
 
法要は毎月16日の午前9時からです
観音経一巻はじめ観音寺の勤行式に則ってお唱えいたします(お経本の貸出ができます)
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尊霊会供養法要(永代供養法要)

阿弥陀堂は室町時代建立と推定され国指定重要文化財です
内陣には阿弥陀三尊がおまつりされています
聖観音菩薩立像は青梅市有形文化財に指定されています

法要は毎月22日の午前10時からです
堂内に奉安されたお位牌への永代供養法要です
理趣経をお唱えいたします。法要中にはお焼香をします
(お経本の貸出はございません)
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月例早朝護摩修行

護摩堂・弘誓閣は昭和中興三十周年記念事業で平成10年に建立されました。信徒皆様をご祈願する道場です
ご本尊はかつて本堂の御前立ちとしておまつりされていた十一面千手千眼観自在菩薩立像です。不動明王坐像と弘法大師坐像がおまつりされています
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法要は毎月1日(1月と5月を除く)の午前6時からです
月例護摩をお申し込みの方の祈願札を火添します
観音経一巻はじめ観音寺の勤行式に則って執り行います
(お経本の貸出があります)
護摩修行終了後、普門閣にて朝食の御接待があります
(※現在コロナ対策のため中止)
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一日体験駆け込み修行

修験道や山伏の世界に興味があっても、荒行・苦行のイメージから、門を叩くことを躊躇される方も多いのではないでしょうか。仏教の道を進むとか、修行を続けるかどうかは別としても一度は体験してみたい…、修行の世界を覗いてみたい…、修行を通じて自分を見つめ直してみたい…。一日体験修行はそうした方に向けた、修験道の修行の世界を体験していただける体験入門講座です
 
春季と秋季の年2回、春は修験道の山岳修行、秋は寺内での僧侶の修行を体験できます。初心の方が集中して取り組んでいただけますように、本講座には当山の僧役をはじめ経験豊かな行者が先達教師につき皆様を先導いたします
便利な日常生活から一歩離れ、非日常の修行の世界を一度体験してみませんか

一日体験修行 申込要項

春季一日体験修行(令和6年度第23回)開催要項
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講座内容 東京奥多摩山域の「高水山」「岩茸石山」「惣岳山」からなる「高水三山」を修行場所としてお借りし、山中で修行する修験者・山伏の「入峰修行」を体験できます。初級・中級者向けのコースを歩きますので、読経・登山ともに初心者の方でも無理なく修行ができます
修行場所 高水三山
集合場所:塩船観音寺普門閣解散場所:JR青梅線軍畑駅(予定)
修行内容 入峰修行
・掛け念仏・諸堂御法楽(読経)・吹螺体験(コロナ禍以降説明のみ)
開 催 日 令和6年5月25日(土)
(天候等により開催を見合わせる場合があります。)
参加費用 5,000円(登山に伴う保険加入費用込み)
受講資格 20歳以上の健康な男女(坂道・段差のある道を無理なく登山・下山できる方)
募集人員 10名(定員になり次第締め切ります)
特記事項 ・登山に適した靴、服装をご用意ください
・お念珠、お袈裟などはお持ちでしたらご用意ください
・昼食、飲み物は各自でご用意ください
・修行場所や修行内容は都合により変更となる場合があります
・マスク着用等の感染対策は参加者の自由といたします
・当日体調不良の節は御連絡のうえ参加をご遠慮ください
秋季一日体験修行(令和5年度第22回)開催要項
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講座内容 観音寺山内にて、修行僧が行う最も基本的な修行を体験できます。読経・写経・巡拝行を通して僧侶の日常を、野外での柴燈護摩に参列して山伏・修験道の世界を、それぞれ体験していただけます。
修行場所 塩船観音寺境内地
修行内容 ・諸堂巡拝行・写経行・礼拝行・食事作法体験・柴燈護摩行
開 催 日 令和5年10月7日(土)
参加費用 5,000円(当日にお納めいただきます)
受講資格 20歳以上の健康な男女
(正座、半跏座、五体投地礼など行中は座る姿勢を多くいたします。お体の事情で座ることが難しい方は、行への参加が難しい場合があります)
募集人員 10名(定員になり次第締め切らせていただきます)
特記事項 ・派手な色味をさけた動きやすい服装をご用意ください(白色が望ましい)
・お念珠、お袈裟などはお持ちでしたらご用意ください
・昼食や飲み物は各自でご用意ください
・修行内容等は都合により変更となる場合があります
・マスク着用等の感染対策にご協力願います
※お申込の受付開始は次回開催が決定してからとなります
※申込書を印刷(もしくは参考に)していただき、ご記入のうえ郵送・FAXにて
 お申込ください
※申込受付は開催日一ヶ月前にとりまとめて行います
お申込受理のご案内につきましてもその際になりますのでご了承ください
(定員オーバーや開催中止のご連絡などは早急にいたします)


月例写経会

「写経」は古来より勉学や精神修養のために行われてきました
経文を心の内で唱え、丁寧に書き写すことは徳の高い修行です
喧騒から離れた自然残る東京の奥座敷で、仏さまにより近い境内で写経をすることが出来ます
翌月の月例早朝護摩修行で写経奉納者のお名前を奉読します
開会前に般若心経を一巻お唱えいたします
(写経道具の貸出ができます)
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場 所 信徒会館普門閣 二階
開講日 毎月第四日曜日(4 月・8 月・12 月はお休み)
時 間 午後 1 時 30 分より 4 時まで(途中参加・退出可能)
内 容 般若心経 (写経の前に当山僧侶による読経を行います)
参加費 金一千円也(写経奉納料も含む)
特記事項 初めて参加される方は事前にお電話でお問い合わせください
写経用紙はご持参いただくか、別途当山札場でお買い求めください